「子育ては緑の中で
首都圏から北西約60kmのときがわ町は、外秩父山地の山間沿いに位置し、
面積の約7割を山林が占めている。
自然環境は申し分のない一方で、都市への人口流出もあり、約1万2千人の町で、
近年、年間100人近く減り続けている。
こうした中、町は「若者定住化」に力を入れようと、空き家バンク事業を策定。
2012年度当初予算に約185万円を計上した。
行政が町内の空き家を集約し、その情報提供を行う仕組みで、特に子育て世代の
定住を促したい考えだ。
総務省の調査では、町内の空き家数は、810戸。
ときがわ町には「隣組」のような住民同士の付き合いが今も受け継がれている。
空き家の新たな住民には、地域の一員としての役割も期待されている。
空き家バンクを利用した子育て世帯に対し、町は子育て奨励金20万円、
最大30万円のリフォーム工事助成金を交付する」(埼玉新聞 2012.6.3)
空き家バンクに関する町のホームページ ↓
http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=25576
このホームページでは、空き家バンクについてのみならず、
田舎暮らしの心得や子育てに関しても、詳細に紹介されています。
(ご担当者の想いが伝わってくるページです)
このブログも「ときがわ暮らし」というページでリンクを張ってもらっています。
http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=25744
私の所にも「ときがわ町で暮らしたい」という方からのメールを頂くことがあります。
そういう意味で、空き家の「需要」はあると思うのですが、
問題は「供給」かもしれませんね。
そこを解決する一助に、今回の「空き家バンク」がなることを願います。