2015年12月17日

第4回 区長会議(2)



2015年12月16日(水)14時〜 @アスピア玉川 2階会議室
第4回区長会議に参加しました。(2年任期で今年最後)

関口町長の挨拶、区長会議議事で、小一時間。

===

15時からは、区長会研修として、まずは意見交換会。
「より良い地域コミュニティーづくりの活動のために」
2地域の事例紹介がありました。

●五明運動会

・昭和56年から、34回開催。
・焼きそば240食分が無くなる(150名〜200名ぐらいの参加者?)
・一度地域を出た人が戻ってきて参加。

うちも五明で、この運動会は、子供達も楽しんで参加してます。

2015年
http://tokigawa-machi.seesaa.net/article/418431038.html


2010年
http://tokigawa-machi.seesaa.net/article/148742871.html

●馬関スポーツフェスティバル

・11回目 体育館を使用
・子供から年寄りまで。縦のつながりを重視。
・紙飛行機飛ばしも。

http://www.geocities.jp/sontyounoheya/page051.html


五明2区だけで言うなら、

・2月11日の春日神社お祭りの団子作り と 総会
・3月上旬 女性のおひまち
・3月中旬 2年に1回の親睦旅行
・5月と10月の道普請

を通じて、地域コミュニティーづくりが促されているような気がします。

(もちろん、昔からのつながりのある人たちも多いですが、
 私たちのような移住者が参加できるという意味で。)

===

16時〜 役場から車で移動し、元玉川工業高校にある
埼玉県の「防災拠点施設 アゼリア」を見学してきました。

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・埼玉県財務課が担当
・現在は、熊谷図書館が鍵の管理(書籍置き場として別校舎を使用)

災害時に頼りになる施設だと感じました。

ただ、平常時に誰も使わないというのももったいない気がします。

地域の防災訓練をさせてもらったり、
研修、宿泊施設としての使用が可能であれば、更なる可能性が広がる気がしました。

一番下に、この件を検討しているときがわ町議会での
議論の様子を転載しておきます。


17時15分〜 大衆酒場春和に移動し、懇親会となりました。

町長、副町長、教育長、区長さん達と、深く話しこめる良い時間となりました。

色々とご準備下さった役場総務課の皆さん、ありがとうございました。


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 平成25年第1回ときがわ町議会定例会 議 事 日 程(第5号)

平成25年3月13日(水) 

◇ 増 田 和 代 議員

○野原兼男議長 発言順位2番、質問事項1、玉川工業高校の今後の利用方針は、
質問事項2、学校の窓ガラスに飛散防止フィルムを、通告者12番、増田和代議員。

○12番 増田和代議員 12番、増田和代でございます。
 議長より発言の許可をいただきましたので、2項目に対しまして
 一般質問をさせていただきます。

1項目として、埼玉県立玉川工業高等学校の今後の
 利用方針はということで質問させていただきます。

玉川工業の経歴みたいなものをちょっと読ませていただきます。

 1949年、昭和24年、埼玉県立小川高等学校の分校として、玉川村外5カ村、
 大椚村、平村、 明覚村、亀井村、今宿村が組合立により、定時制課程分校を
 設立いたしました。そして、1956年、昭和31年ですね、埼玉県玉川高等学校を
 認可されました。1962年、昭和37年、埼玉県立玉川工業高等学校が認可されました。

 以来、約60年以上の歴史のある学校が今回、閉校となりました。本当に残念でなりません。
 玉川工業高校は、比企地域のものづくりを支えた高校であり、多くの有能な卒業生を
 輩出しましたが、この3月31日で閉校になり、まことに残念です。

 廃校になった県立高校がその先の利用については苦労しているのが現状ですが、
 ときがわ町にとって、これほどまとまった土地はなく、これは土地の一部は鳩山町も
 入っておりますけれども、土地は県の土地ですが、敷地面積は約5万8,000平方メートルで、
 伊奈高校に次いで県内2番目の広さです。

 有効に活用できれば、大きく地域貢献をすると思います。また、現在、
 坂戸西スマートインターチェンジの建設中であり、交通のアクセスもよくなります。

 ときがわ町にとっても役に立つ跡地利用を考えるべきではないかと思います。
 県との協議もありますが、今後、どのような方向で、町として考えていくのかお伺いいたします。

○野原兼男議長 答弁願います。
  関口町長。

○関口定男町長 

 それでは、増田議員の玉川工業高校の今後の利用方法はということで、
 ご質問にお答えいたします。

 先日、私も閉校式典に出席してまいりました。戦後日本のものづくりを支え、
 多くの技術者を輩出してきた玉川工業高校が64年の歴史に幕を閉じまして、
 この3月で閉校することはまことに残念で寂しい限りであります。

 そこで、ご質問の今後の利用方法でありますけれども、ご案内のとおり、
 玉川工業高校は工業団地に隣接いたしまして、関越自動車道、
 また東松山インターチェンジ、また建設中の坂戸西スマートインターチェンジまで
 15分程度のところに位置するなど、その活用は町にとって大きなチャンスに
 つながる可能性もあると思っております。

 一方で、その活用に当たっては何点か課題もあります。1つは、ご指摘のとおり、
 敷地が非常に広いということでありまして、また、施設も充実していることから、
 取り壊して整地をするということになりますと、莫大な費用がかかりまして、
 現状のまま、また使うということになりますと、用途がまた限定されてしまう
 という課題があります。

 仮に町が活用する場合には、まず、県から譲り受ける必要が出てまいります。

 近隣の例を 挙げますと、加須市の北川辺高校がありますけれども、ここは
 平成21年3月末をもって閉校した学校でありますが、土地が約3万6,000平方メートルと、
 その施設を加須市が市価の半額程度の約3億7,000万円で購入いたしております。

 そして学校法人開智学園に無償で貸し付けて、高校を誘致しております。
 これは加須市であります。また、開智学園も約3億円をかけて学校自体を改修を
 行って開校に至ったということを聞いております。合計で見ますと、約7億円近く
 かかっているということであります。

 これを玉川工業に当てはめますと、あくまでも推計ですが、その規模からして、
 土地とその施設の購入費は約5億円程度はするものと、安く見積もっても5億円程度は、
 ということであります。そして改修費を仮に5億円程度と見ますと、合計で
 約10億円程度が必要になると考えております。

 こうしたことから、現状では財産を譲り受けての活用というのは非常に困難
 なのではないかと思っているところであります。

 また、2つ目の課題は、昨年の12月議会で小輪瀬議員の質問の中で
 お答えいたしましたけれども、仮に企業を誘致するとしても、現在の厳しい経済状況の中で、
 企業も新たな設備投資をするだけの体力に乏しく、最近では企業からの用地の
 問い合わせもない現状が続いているところであります。

 一方で、昨年末の政権交代以降、株価や為替の動向を見てみますと、よい兆しも
 大変見られるようになってきましたので、県などの関係機関とも情報交換を行いながら、
 企業立地につきましてもその可能性を探ってまいりたいと考えているところであります。

 なお、玉川工業高校には、災害時に有効な貯水槽や浄水システム、発電施設、
 また、ソーラー給湯システム、そして避難所として200人程度宿泊可能なアゼリアを
 初めとする防災施設が整備されております。

 当面の対応といたしましては、町でその存続について、県にはお願いしている
 ところであります。その結果、防災施設等はその都度お借りして利用できる
 ことになっております。

 今後は、当分の間、県が玉川工業高校の施設を管理することとなっておりますけれども、
 町といたしましても、先ほど言いましたように、積極的に方向性を探ってまいりたい
 と考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上です。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 ありがとうございました。

 町長の答弁にも書いてありますけれども、ここの土地は、やはり交通の便に
 いたしましても、活用は町にとって大きなチャンスにつながる可能性があるという、
 そういうような答弁もいただきました。

 そして本当に、今、日本全国で廃校になっている学校がかなりあるんですね。
 これは高等学校だけじゃなくて、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校と
 いうことで、4,709校あるそうです。

 そして、そのうち、現在、活用が図られていないものが1,259校ということなんです。
 多分、この中には、大野第一ですか、そういうようなこともまだ活用が見えていないんで、
 その中に入っていると思いますけれども、その中でも、建物利用の予定がある
 ということが259校、6.1%、建物利用の全然ないというのが1,000校近くあると、
 23.7校ということなんですけれども、本当にこの推移を見ましても、
 国・県、やはり少子化に本当になって、学校統合しまして、そうしますと、
 やはりこういう廃校のところが出てきて、本当に大変なのはそこで置いてある
 町が一番大変な方向性でやっていくんじゃないかなというのは、よく私もわかります。

 そして、その廃校につきましての活用希望者というのが、これは行政ではなくて
 企業のほうなんですけれども、民間の企業、またNPO法人、また、保育所とか
 児童福祉施設、老人福祉施設、そういうようなものに活用されている学校が多いという、
 そういう、ここはちょっとインターネットなんですけれども、そのようになっております。

 ただ、私は本当に、再質問で、お金はどれぐらいかかるんですかというような
 質問をしようかと思ったんですけれども、ここに町長の答弁の中に5億円は
 下らないんではないかという、そういうような。

 加須の場合は、市価の半額程度の3億円ということなんですけれども、
 この5億円というものは、市価の半額という、そういうような積算をしたんでしょうか。

 お願いいたします。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 増田議員のご質問にお答えさせていただきます。

 先日、県のほうにも伺いまして、その土地の関係ですね、ちょっとお伺いを
 してきたところでございますが、玉川工業高校の土地につきましては、
 5万8,000平米ということでございますけれども、そのうち4万平米ぐらいが
 旧の組合立だったときから、地元から県のほうに寄附をされているというふうに
 なってございます。

 この寄附をされた土地については、半分ぐらい、半額ぐらいの値段で
 譲っていただけると。また、その他の土地、また建物につい ては2割程度
 減額してということで、大体そのような形で、今まで県のほうでは扱っている
 ということでございます。

 こういった形でざっと概算いたしますと、先ほどの町長の答弁にあったとおり、
 5億から6億程度はかかるというような形で試算をしているところでございます。

 以上でございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 よくわかりました。

 組合でそういうふうにして寄附してくれている土地、それに対しましては半額で、
 そのほかは2割程度という。私、素朴な質問なんですけれども、幾ら協議を一生懸命
 しても、無償で払い下げるという、そういう事例はいまだかつてないんでしょうか。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。

 県の高等学校の再編計画によりまして、この廃校については決まっている
 わけなんですけれども、前期で3校、中期で6校、後期で5校ということで、
 この後期に玉川工業高校が入っているわけなんですけれども、前期の廃校になった
 秩父東高校というのがあるんですけれども、こちらは秩父市が生涯学習等の施設で
 利用するということで、土地については無償で県からお借りしているということでございます。

 建物については、もう既に老朽化が進んでおりまして、耐震もしていないということで、
 無償で秩父市のほうに移管をされたということでございまして、現在はグラウンドのみを、
 県から無償で借りているグラウンドなんですけれども、それを社会体育ですとか、
 そういった生涯学習のために使用していると。

 これは10年以上をそういった目的で使うという条件のもとで、
 県から無償で借りているというところでございます。

 建物については、もう非常に老朽化が進んでいまして、これはもうとても
 改修の費用が捻出できないということで、そのまま建物は建っているということで
 聞いております。以上でございます。この1校だけでございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 今までにやはり廃校された中でも、そういうような事例はあるということですよね。
 よくわかりました。その事例にあわせて、ときがわ町におきましては、その事例に
 あわせてということは考える方向性はないんでしょうか。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。

 社会体育といいますか、そういったもので利用するということが、一応、
 考えられますけれども、ときがわ町にはグラウンドが5カ所ございまして、
 体育館もせせらぎと玉川トレーニングセンターということで2カ所ございます。

 また、各小中学校にも5つございますので、この玉工をまた新たにお借り してというところまでは

ちょっと考えづらいかなということでございますが。

○野原兼男議長 答弁願います。
  野尻副町長。

○野尻一敏副町長 若干補足を差し上げたいと思います。

 ただいま、企画財政課長から、秩父東高校につきましては、土地を無償で借りて、
 施設については無償で譲渡していただいたというお話を差し上げましたけれども、
 若干、玉川工業高校と違うところがございまして、秩父東高校は施設が耐震前の
 施設であるということで、取り壊すとすれば、それは秩父市が負担をしなければいけない。

 それからあと改修するということであれば、これも秩父市が負担しなければならない
 ということで、恐らくそうしたことも勘案して土地を無償で貸し付けたものというふう に考えてお

ります。

 ただその一方で、玉川工業高校につきましては、施設がほとんど耐震済みでございまして、
 使うとなれば使えるものであります。資産価値もそれなりにあるという判断になりますので、
 秩父東高校で無償で貸し付けたという事例がそのままこの玉川工業高校に該当するか
 というのは、今後の協議にもよると思います。

 若干補足ですけれども、よろしくお願いいたします。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 そうしますと、玉川工業高校ですか、これは廃校になるというのは、たしか 3年か4年ぐらい前か

らだと思ったんですけれども、その間、何年かありましたけれども、
 やはりその間、町として、やはりこういう方向性とか、こういうような活用方法、
 そういうようなものは検討なされたことがあったんでしょうか。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。

 この玉川工業高校につきましては、現在、県の施設ということで、段階がございまして、
 まず、県の教育局の内部で活用法があるかというのを検討して、次に、案がなかった
 ということで、県全体で、県の組織全体で利用することはできないかということで
 検討したということですけれども、やはりこれもなかったということでございます。

 今、地元の市町村ということで、ときがわ町のほうで何か活用はあるかということで、
 県のほうからは案内があったということでございますけれども、先ほどの町長の答弁に
 ありましたとおり、活用する場合は、それを町で買い取って、改修するなりいろいろして、
 それを使うということになりますので、ちょっと財政的にちょっと難しいのでは
 ないかということで、具体的な活用方法まではちょっと至っていないというのが
 現状でございます。以上でございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 そうしますと、県のほうにも何回か足を運んでいただきまして、その協議をして
 いただいたということなんでしょうけれども、県といたしましては、全然、
 活用方法は全然ないという、ゼロという、そういうふうに今、答弁していただいて、
 そういうふうにして受けとめましたけれども、そうしますと、町としても今後、
 今は町長の答弁の中にもありますけれども、金額的には約10億円近くかかるということで、
 本当に町も財政が厳しい中、これだけお金をかけて、果たしてというようなことも
 ありますけれども、そうしますと、県はゼロ、町もなかなかゼロというと、
 あの建物はあのままずっと朽ち果てるまで置いておくという、
 そういうような感じなんでしょうか。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。

 現在、町のほうで検討している関係の中で、ちょっと難しいという判断で
 ございますので、今後は民間の活用を探っていくという形になろうかと思います。

 私立の学校ですとか、専門学校等がもし利用するという希望があれば、これは非常に、
 そのまま使えますので、いいんではないかと思います。

 ただ、町としては、あの土地が非常に、先ほど議員ご指摘のとおり、いい場所にあると、
 工業立地にも適しているんではないかということで、その辺も先日の県との
 打ち合わせの中 でちょっと申し上げましたところ、一段下がったところにグラウンドが
 ございます。

 道路が真ん中に通っておりまして、下のグラウンドがあるんですけれども、
 あの部分が約1万2,000平米ぐらいございます。こういったちょっと道路で離れた土地に
 ついては、別に分割して払い下げといいますか、民間のほうに、そういったことも
 考えられるんではないかということで、県の担当の方はおっしゃっていました。

 そういったことで、そういう部分については工場誘致等をできればいいんでは
 ないかなというような、現在、案がございますが、これは県のほうと、今後、
 協議ということで考えております。以上でございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 県とも協議していただいて、いろいろと案は何か課長の中には出てきている
 そうなんですけれども、この民間活用ということを、今、おっしゃいましたけれども、
 この民間の活用、それを啓発していくというのは、それは県のお仕事なんでしょうか。

 町もそれにあわせて、やはり町から発信もしていく、ホームページか何かで、
 今、玉工が閉鎖されまして、これぐらいの土地がありますので、というような感じで、
 そういうようなホームページか何かで、町のホームページや何かでは、 そういう発信はできないん

でしょうか。あくまでも県のみなんでしょうか。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。

 県の財産ということでございますので、やはり町が直接、周知広報というのは
 ちょっと難しいかと思うんですけれども、県のほうに働きかけはできると思いますので、
 教育局のほうで、いろいろそういう民間にという話を出していただければ、
 県のほうでそういったホームページなり、いろいろな情報を流していただくとか、
 県の内部でも企業立地課とか、そういう課もございますので、そういうところに 情報を提供して、

工場誘致等、そういった部分に情報を提供していくとか、
 そういう形もできると思いますので、県のほうに、これは町から働きかけを
 行っていくというような形になろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 今、ホームページや何かではそれは無理だということなんですけれども、
 人間、口から口に言っていくということは、私はいいことじゃないかなと思うんです。

 こういう、ときがわのこの地に、やはり交通アクセス、今度は坂戸西もできますので、
 ここの答弁にも書いてあります15分ぐらいで、やはり主要の関越から入ってくる、
 そういうような立地条件にもなってきますので、やはり行政の方は大変かも
 しれませんけれども、やはり、こういうこれぐらいの土地があってという、
 そんなようなものは口から口へ言っていく、そういうようなことも、もしかしたら
 民間の人がそれを聞いたときに手を挙げる可能性はあるんじゃないか。

 何もしないでいて、県にお任せ、それだったら町としては楽でいいかも
 しれませんけれども、私はそうじゃないと思います。

 もしかしたら、それぐらいの土地、今、先ほど言いましたグラウンド、約1万、
 そこはまた別個として、じゃ、それぐらいだったら、もしかしたらうちで
 何かいい条件だねとか、そういうようなものもある可能性はあると思うんですけれども、
 そういうのに対していかがでしょうか。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。

 県の企業立地課のほうにデータベースという形で、県内のいろいろな
 工業立地の候補地というのを載せる制度がございます。

 そういったところに働きかけを町から行いまして、データを載せていただく
 というようなことができると思いますので、これは早速やっていきたいと
 いうふうに考えているところでございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 是非とも、町としては黙っているということはないと思いますけれども、やはり
 どんどん発信していくことが私は必要じゃないかなと思います。

 本当にときがわ町にとりましても、本当に7割は山林になって、
 本当の平坦地はぱっと見てもなかなかないというのが現実なんですよね。

 だから、本来は町の何かで活用できればすごくいいんじゃないかなと思い
 ますけれども、それにはお金かかって、税金がかかってきますので、
 確かに10億円近くというのは大変な金額になりますけれども、やはり県と
 協議をしながら、ずっとそのまま朽ち果てるという、そういうような活用じゃなくて、
 せっかくやはりいい立地条件がありますので、私は声を大にして
 それは申し上げたいと思います。
 
 それで、この答弁の中にあるんですけれども、あそこには備蓄のところがあると
 思うんですよね、このアゼリアというのは。

 これは、町ではその存続について県にお願いしてまいりました。その結果、
 防災施設等はその都度お借りして利用できることとなっておりますと書いて
 あるんですけれども、その都度というのは、災害があった、その都度なんですか。

 それ でもなければ、大体10年間、そういう災害があったときに、そこのところ、
 アゼリアというんですか、そこを活用できる、そういうことなんでしょうか。

 その内容をお願いいたします。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。

 アゼリアには備蓄物資というのがありまして、例えばクラッカーが3,780食ですとか、
 アルファ米が3,100食とか、いろいろ食料関係、あと毛布、肌着、タオル、
 こういったものが1,000枚ずつとか、ろうそくですとか、いろいろな備蓄品がございます。

 また、宿泊ができるような食堂ですとか、畳の部屋もございます。

 こういったものについては、引き続き、県のほうで定期的な清掃ですとか
 管理をしていただけるということになってございますので、その利用については
 町のほうで必要になったとき、具体的に言えば、そういう災害が起きたときですとか、
 防災訓練等で使用する場合とか、そういった場合にはお借りして使用できるということで、
 県のほうからいただいておりますので、そういう形で利用するということでございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 そうしますと、何年とか、そういう期限は区切っていないということでよろしいんですか。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 

 玉川工業については、閉校以後は小川高校に1名、職員の方を増員して、
 その方が主に管理をやっていただくということになってございます。

 その防災の関係の施設の利用ですとか、備蓄品の利用ですとか、そういったもの
 については、期限は特に切っていないですね。

 当分の間といいますか、お互いから解除の申し出がない限りは、
 使えるというような形で協定が結ばれているということでございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 町におきましても、やはりこんな大きな防災の備蓄があるということは、
 大変にありがたいなと、そんな気持ちでいっぱいでございます。

 それにつきまして、もし、この玉工の土地が売れた場合、こういう場合は
 もう返すという、ときがわ町では使えないということですよね。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 

 払い下げる場合も、ちょっと先日の打ち合わせのときにお伺いしたんですけれども、
 そのアゼリアといいますか、その防災の部分だけを町で払い下げてもらえないかと
 いう話もちょっとしたんですけれども、それはちょっとできないということで、
 最低限、道路の上は、一団の土地ですので、それを一括でという話がございました。

 そこをやっぱり切ってしまいますと、全体の価値が下がってしまいますので、
 やはり一部分だけというのは無理だという話で、一団の土地でという話がございました。

 仮にそういった民間の利用があった場合はどうなるかというのは、ちょっと
 仮定の話でまだこれから協議になるとは思うんですけれども、そういった場合でも
 そういった防災の施設については存続をしていただいて、引き続き利用できるように
 県のほうには働きかけてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 そこだけというわけにはいかないということなんですけれども、一団の土地というのは、
 そこの広い面積を、もしあれなら買うということもできるということなんですか、町で。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 

 ですから、一括で土地と建物を町で買うということになれば、全部一括で
 お願いしたいということでした。以上でございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 

 そうしますと、玉工の土地が民間なり何かでもしも、私は売れることを願っている
 んですけれども、そういうときには、防災施設だけ町に置いておいてください
 というわけも、何か余りにも人がよすぎるかなというような感じもしますけれども、
 そうなるとやはり、あと何年か何十年以降かわかりませんけれども、いずれはこの
 防災施設も町が使えなくなる可能性は何かあるのかなというふうな思いはいたしました。

 この、今、防災のあれなんですけれども、食料品も入ってますね、乾パンとか、
 そういうようなものはときがわ町が借りても、管理は、今、小川高校に一人の
 職員さんがいらっしゃるということで、県のほうでそういうようなものは
 管理していただけるということですよね。

○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。

○久保 均企画財政課長 

 管理については、定期的な管理については県のほうでやっていただけるという
 ことなんですけれども、その利用といいますか、使ったものについては
 町のほうで負担をしてくれということでございました。以上でございます。

○野原兼男議長 12番、増田議員。

○12番 増田和代議員 よくわかりました。

 本当に、ただただ、平坦地でいい土地があるから何か活用できないか、
 交通のアクセスもいいからできないかとか、そういうような考えでいましたけれども、
 鳩山町におきましては、今回、何かアクセス道路ができるので、大きな建物というんですか、
 そんなような民間のが建つというようなお話も聞きましたけれども、是非とも、
 やはりきょうも卒業生のOBの方が傍聴にも来ておりますので、やはり心配して
 この跡地がどういうふうになるのかなというような感じだと思いますけれども、
 本当に町といたしましても、再三申し上げますけれども、やはりいい土地は 
 流さないようにして、自分のところに置いておけるような、そしてやはり町も民間とか、
 また、そういうようなものにやはり活用できる、そういうような方向でやっていただきたい。

 町にとっても、町長の答弁、大きなチャンスにつながると思うということもあります。

 そしてまた、町としても積極的に方向性を探ってまいりたいと考えております。

 私は、こういうふうにして答弁書いている、積極的方向性というのが書いてありますので、
 やはりこれは積極的にやっていただきたい、ただ、この文章だけでこうじゃなく、
 やはりこれから何年かあると思いますけれども、なるべく安く、もし土地を買うのなら、
 安く買える方向に、そしてやはり一日も早くいい活用方法を見出していって
 いただきたいなと思いますので、よろしく、積極的に協議をしていってください。
 お願いいたします。 これで1問、終わります。

http://www.town.tokigawa.lg.jp/div/203010/htm/gijiroku/h25/03130005.htm


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posted by 関根 at 10:47| Comment(0) | 区長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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