埼玉新聞に、ときがわ町の紹介として、
主力産品の木材をフルに生かし、合わせて耐震補強と長寿命化を図る
「ときがわ方式」が注目されている。
(2016年1月28日(木) 埼玉新聞 7面)
という一文がありました。
また、その翌日2016年1月29日(金)の埼玉新聞は、2面を使って(10〜11面)の
特集記事の中で、「ときがわ方式」が紹介されていました。
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利用適期を迎えた埼玉の森林
森林循環へ、県産木材の活用を。
全国に知られる木の有効活用
内装木質化でつくる「木の学校」
〜ときがわ町は町の面積の約7割を占める森林を有効活用しようと「木の学校」
づくりを進めている。全国に知られたこの取り組みは「ときがわ方式」と呼ばれ、
老朽化した学校などの公共施設を建て替えるではなく、経費を抑えながら
部分的な改修で建物の長寿命化を図る方法だ。
一般的な改修工事は耐震補強、外壁の塗り替え、屋上の防水加工などを
行うが、同町の関口定男町長は「建物を丈夫に、きれいにしただけで、学んだり
生活したりする環境は少しも良くなっていない」と指摘する。ときがわ方式は
改修工事に、内装に木を使う「内装木質化」の手法を取り入れるのが特徴だ。
木には優れた調湿機能がある。内装木質化によって、結露が改善されるだけでなく
木の教室で学ぶ子供たちは風邪を引きにくいとの統計もあると聞いた。「健康や
ストレスなどの面で環境が劇的に変わる」という。〜
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木の良さと使う意義知って、住宅に県産木材の利用を。
県農林部森づくり課課長 橋本 栄さん
〜特に県産木材の利用について考えてみましょう。県産木材を使うことで、
生産地から消費地までの距離が短くなり、運搬にかかわるエネルギー消費が
少なくなるため、環境への負荷が軽減されます。
杉やヒノキは生まれ育った気候風土の中で利用するのが良いといわれています。
加えて、木材を内装などに利用すると様々な効果があります。〜
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埼玉県内の学校内装に、ときがわ産木材を使用することで、
・運搬コスト、エネルギー消費が減り
・子供たちの生活、学習環境の好転に、つながりそうです。
ときがわカンパニーとしては、ときがわ町の強みであり、
全国的にも認知され始めている「ときがわ方式」を、
ぜひ!ほかの学校にも広めていきたいと考えています。